なぜ音楽療法?
心やコミュニケーションの困難は、誰かに気持ちを受け止められて理解されることで変化します。しかし言葉が上手く話せない、また話せても気持ちを上手く表現できないと、誰かと関係を築く事自体が難しくなります。音楽は言葉を使わずに交流できる方法であり、人への関心が薄い人にとっても親しみやすいものです。音楽療法の技法を用いてセラピストと歌や楽器で音のやり取りをしながら関係を築くことは、言葉で交流することの基盤となります。
なぜ心理療法?
音楽でセラピストとコミュニケーションできたとしても、音楽療法以外の場面では人と関わることはできません。そこで、音楽でコミュニケーションする中でお子様が感じている気持ちを、セラピストが心理療法の技法を用いて言葉でお子様に伝えていきます。そうすることでお子様が自分の気持ちを言葉で表現することに繋がります。